株式会社May-Plus
代表取締役 阿部 純治
JUNJI ABE
私は最初から志の高い人間でも、特別に優秀な人間でもありません。
やりたいことが見つからず、遠回りをしたからこそ、今、将来に迷っている学生の気持ちが分かります。
大学生の頃の私は、将来やりたいことが明確に決まっていたわけではありません。
友人たちが就職活動を始めたので、私も同じように活動を始めました。しかし、入りたい会社も、やりたい仕事も見つからず、数か月で就職活動をやめました。
大学を卒業した後は、フリーターでもいいと思っていたほどです。
そんな私が健康に関わる仕事を志したきっかけは、祖母の介護でした。
家族が年齢を重ね、できていたことが少しずつできなくなっていく。その姿を目の当たりにして、初めて本気で「人の役に立てる仕事がしたい」と思いました。
そこから柔道整復師の資格を取得するため、専門学校へ進学しました。
資格を取得して治療家として働き始めた私は、入社して間もない時期に責任者を任されました。
自分より年上で、経験も長い先輩をまとめなければなりませんでした。しかし、当時の私は未熟でした。
自分の正しさを押しつけ、先輩スタッフと衝突し、職場の雰囲気を悪くしました。上司からは厳しく指摘され、部下からも反発されました。
そのときに気づいたことがあります。過去と他人は変えられない。変えられるのは、自分と未来だけだということです。
そこから私は、誰かが変わるのを待つことをやめました。患者様が少ない時間には、外を掃除し、駅前でティッシュを配り、目の前でできることを続けました。
少しずつ患者様が増え、仲間が増え、最後には過去最高の来院数をつくることができました。この経験から学んだのは、リーダーとは役職を持つ人ではなく、自分から行動を始める人だということです。
その後、もっと患者様に喜んでいただける治療を提供したいという思いから、私は独立しました。しかし、経営は想像以上に厳しいものでした。
口座の残高を確認すると、500円しか残っていない。今日、患者様が来てくださらなければ、スタッフの給与を払えない。そんな日もありました。
広告を依頼するお金もなかったため、Excelでチラシを作り、自分たちでポスティングしました。朝と昼には駅前に立ち、ティッシュを配りました。院内の備品も、自分たちで組み立てました。
格好のいい創業物語ではありません。それでも、配ったチラシを見て患者様が来てくださったときの感動は、今も忘れられません。
患者様に来ていただけること。仲間に給与を払えること。会社が明日も存在できること。そのすべてが当たり前ではないと、身をもって学びました。
私は長い間、治療技術を磨き続ければ、スタッフは自然についてきてくれると思っていました。治療のDVDを購入し、休日にはセミナーへ通い、多くの時間とお金を技術習得に使いました。
しかし、会社を経営する中で、人が定着しない時期を何度も経験しました。信頼していた人が辞める。育てた人が会社を離れる。責任者の人選を間違える。自分の未熟さによって、仲間を活躍させられない。
店舗が増えても、組織が良くなるとは限りませんでした。そこで初めて、良い治療家であることと、良い経営者、良いリーダーであることは別だと気づきました。
それから私は、技術だけでなく、マネジメント、マーケティング、組織づくり、人間関係、目標達成について学び続けてきました。今でも、自分は完成した経営者だとは思っていません。だからこそ、学びを止めません。
私たちは、店舗数を増やすことだけを目的にしている会社ではありません。
会社を成長させたい理由は、患者様、スタッフ、そしてスタッフの大切な家族を幸せにできる可能性が広がるからです。
スタッフが毎月の給与を受け取った後に、どんな生活をしているのか。大切な人と食事に行けるのか。欲しいものを買えるのか。子どもの習い事や家族旅行を諦めていないか。将来に希望を持てているのか。
経営者として、私はそこまで考えなければならないと思っています。「スタッフを大切にする」と口で言うだけなら、誰にでもできます。
技術を身につける機会をつくること。成長に応じて報酬を上げること。若くても責任ある仕事を任せること。働き方を選択できる制度を整えること。会社を成長させ、新しい役割と可能性をつくること。
それを実際に行動に移すことが、経営者の責任です。
私たちは、日本一の健康プラットフォームをつくろうとしています。
整体だけでなく、食事、運動、睡眠、セルフケア、教育、AIなど、健康に関わるさまざまなサービスを提供する企業を目指しています。
そのため、私たちが採用したいのは、決められた施術だけを繰り返す人ではありません。未来の院長。未来の教育者。未来のマーケター。未来の事業責任者。未来の経営者。そして、日本の健康を支える未来のリーダーです。
入社時点で、資格や特別な経験がすべてそろっている必要はありません。技術や知識は、入社してから学ぶことができます。しかし、素直に学ぶ姿勢、人を大切にする気持ち、変化を楽しむ力、自分から挑戦する意思は必要です。
CUREPROには、若いうちから挑戦できる環境があります。一方で、受け身のまま成長できる環境ではありません。
教えてもらうことだけを待つ人。変化を嫌う人。失敗を他人や環境のせいにする人。自分の権利だけを求め、仲間への貢献を考えられない人。そのような人にとって、CUREPROは厳しい会社かもしれません。
しかし、素直に学びたい人。目の前の患者様に本気で向き合いたい人。仲間と一緒に大きな目標を追いかけたい人。失敗しても、もう一度挑戦したい人。自分がまだ知らない可能性を見つけたい人。
そのような人には、年齢や過去に関係なく、機会をつくります。
今、やりたいことが明確に決まっていなくても大丈夫です。私自身も、大学生の頃は何をしたいのか分かりませんでした。
ただし、何となく会社を選び、何となく働き、何となく数年を過ごしてほしくはありません。どこで働くか。誰と働くか。何のために働くか。この選択が、その後の人生を大きく変えます。
会社は、完成した人を選ぶ場所ではないと私は考えています。可能性のある人と出会い、その可能性を一緒に育てていく場所です。
CUREPROは、まだ完成した会社ではありません。だからこそ、新しい仲間が会社の未来をつくれます。私たちが用意した道を歩いてほしいのではありません。まだ存在しない道を、一緒につくってほしいのです。
夢中になれ。
目の前の人に。
仲間の成長に。
自分の可能性に。
日本の健康に。
あなたとお会いできる日を、楽しみにしています。