
柔道整復師国家試験の合格率は、近年低下傾向にあります。かつては9割近い合格率でしたが、現在は5〜6割台で推移。これから資格取得を目指す方にとって、合格率の実態と対策を知っておくことは、とても大切です。
この記事では、最新の合格率データ、合格率が低い理由、新卒と既卒で大きく異なる合格率、試験の難易度、そして合格に向けた効果的な対策までを解説します。

直近の柔道整復師国家試験(第33回・2025年3月実施)の結果は、受験者総数4,513名、合格者数2,607名、合格率57.8%でした。近年は5〜6割台で推移しており、決して楽観できない状況が続いています。
| 実施回 | 全体の合格率 |
|---|---|
| 第33回(2025年) | 57.8% |
| 第32回(2024年) | 66.4% |
| 第31回(2023年) | 50%を下回る(過去最低水準) |
| 参考:初期 | かつては9割を超える回もあった |
出典:厚生労働省「柔道整復師国家試験の合格発表について」/公益財団法人 柔道整復研修試験財団。合格率は回により変動します。最新の数値は各公式発表をご確認ください。

合格率を語るうえで見逃せないのが、新卒と既卒(浪人)で合格率が大きく異なるという事実です。第33回試験では、新卒の合格率が75.9%だったのに対し、既卒はわずか14.2%。この差は非常に大きく、合格率低下の背景を理解する重要なポイントです。
一度不合格になると、翌年以降の合格は大きく難しくなる傾向があります。つまり、在学中に、新卒での一発合格を目指すことが何より重要ということです。学生のうちからの計画的な対策が、合格を大きく左右します。

| 資格 | 合格率の目安 |
|---|---|
| 看護師 | 90%以上 |
| 理学療法士 | 85〜90% |
| あん摩マッサージ指圧師 | 84〜88%程度 |
| 作業療法士 | 80〜85% |
| はり師・きゅう師 | 70〜75%程度 |
| 柔道整復師 | 近年は5〜6割台 |
医療系国家資格の中でも、柔道整復師の合格率は特に低い水準にあることが分かります。


最大の要因は、試験内容が高度になったことです。解剖学・生理学では単純な暗記では解けない応用問題が増え、臨床現場を想定した事例問題も多く出題されるようになりました。知識を実践に応用する力が問われています。

養成校の増加に伴い受験者数も増え、学習レベルや動機に幅が生まれました。整骨院開業だけでなく、スポーツ・介護分野を目指す受験者も増え、学習意識にばらつきが出ています。

厚生労働省による出題基準の見直しで、実質的に難易度が上昇。臨床能力を測る問題が増え、他の医療職との差別化として柔道整復師独自の専門性がより厳しく問われるようになりました。

試験は、解剖学・生理学・病理学概論・衛生学公衆衛生学・関係法規・柔道整復理論・一般臨床医学・外科学概論などで構成されます。中でも柔道整復理論は、実技と理論の両方が問われる最重要科目です。
・必修問題:全50問中80%以上(40点以上)※これを下回ると足切り
・一般問題:全200問中60%以上(120点以上)
この両方を満たす必要があります。特に必修問題の8割ラインが、合否を分ける関門になります。


国家試験の合格は、柔道整復師としての第一歩。でも、合格はゴールではなく、スタートです。せっかく苦労して取った国家資格も、活かせる環境で働けるかどうかで、その後のキャリアは大きく変わります。だからこそ、合格を目指すいま、その先の「働く場所」にも少し目を向けておいてください。

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柔道整復師国家試験の合格率が低下しているのは、試験の高度化・受験者の多様化・出題基準の厳格化が複合した結果です。特に新卒と既卒で合格率が大きく異なるため、在学中の計画的な対策と一発合格が重要になります。基礎固め・過去問分析・必修対策・養成校サポートの活用で、合格は十分に目指せます。
そして、合格はゴールではなくスタート。国家資格を正当に活かせる環境で働くことも、同じくらい大切です。CUREPRO(May-Plus)は、そんな環境を用意しています。合格を目指すいまから、その先も少し見据えておいてください。