「整体師はやめとけ」——進路を考えているとき、あるいは今の職場で疲れきったとき、そんな言葉を目にして手が止まっていませんか。結論から言うと、その声には本当のこともあれば、”環境しだいで消える誤解”もあります。
この記事では、なぜ整体師が「やめとけ」と言われるのかを、給料データや業界構造まで踏み込んで正直にお話しします。そのうえで、同じ整体師でも後悔せずに続けられる人が何を選んでいるのか、職場の見極め方までまとめました。これから目指す方も、今まさに辞めようか迷っている方も、判断材料にしてください。
結論:「整体師はやめとけ」は”職業”ではなく”環境”の問題

先に核心をお伝えします。
整体師という仕事そのものが悪いわけではありません。「やめとけ」と言われる理由の多くは、その人が”たまたま入った職場の構造”から生まれています。
給料が上がらない、休めない、身体を壊す、キャリアが見えない——これらは整体師の宿命ではなく、
給与体系・休日制度・教育制度・評価制度が整っていない職場を選んでしまったときに起きる問題です。逆に言えば、
そこがきちんと設計された環境を選べば、「やめとけ」の理由はひとつずつ消えていきます。
この記事の要点
- 「やめとけ」の8つの理由は、ほとんどが職場の構造に由来する
- お金・休み・身体・人間関係の4つが整えば、続けられる仕事に変わる
- 大切なのは「整体師を諦めること」ではなく「環境を選び直すこと」
「やめとけ」という言葉だけで判断すると、職業そのものを否定してしまいがちです。実際には、給与や休日、教育、評価の仕組みが整っているかで、働きやすさは大きく変わります。
「整体師はやめとけ」と言われる8つの理由

まずは目をそらさず、言われている理由を正直に見ていきましょう。ここを理解しておくことが、失敗しない職場選びの出発点になります。
1. 給料が上がりにくい構造がある
最もよく挙がる理由がこれです。求人情報をまとめた各種調査では、整体師(正社員)の平均年収はおよそ
400万円前後、月給に換算すると
32〜36万円ほどが目安とされています。国税庁の民間給与実態統計調査による給与所得者全体の平均(約460万円)と比べると、やや低い水準です。
問題は金額そのものより「
上がりにくい構造」にあります。基本給が低く歩合や指名に依存する、あるいは売上が給与に反映されにくい仕組みの職場だと、どれだけ施術をしても収入の天井を感じやすくなります。給料の実態は、
整体師の給料の内訳と収入アップの方法で詳しくまとめています。
※出典:求人ボックス 給料ナビ/国税庁「民間給与実態統計調査」
2. 休みが不規則でプライベートが後回しになりやすい
整体院やリラクゼーション施設は土日祝も営業しているところが多く、来院者の都合に合わせて夜遅くまで施術が入りがちです。準備・片付け・カルテ記入まで含めると拘束時間は長くなり、「友人と予定が合わない」「連休が取れない」といった不満につながります。
ここも、休日日数や勤務シフトのルールが整っているかどうかという
制度設計の問題です。
3. 身体的な負担が大きい
一日中立ちっぱなしで、相手の身体を支えたり圧をかけたりする仕事です。手首・腰・肩に負担が蓄積しやすく、「施術者が身体を痛める」というのは業界であるあるの悩みです。年齢を重ねるほど不安が増す、という声もここから生まれます。
ただしこれも、施術数(回転数)に追われる働き方か、一人の身体とじっくり向き合う働き方かで、負担のかかり方は大きく変わります。
4. 保険依存モデルだと”回転数”に追われる
保険診療を中心にした整骨院モデルでは、一人あたりの単価が制度で決まっているため、売上を作るには来院数と回転数を増やすしかない構造になりがちです。結果として、一人ひとりにかけられる時間が短くなり、施術者も心身をすり減らしやすくなります。
「やりがいを感じにくい」という声の裏側には、このビジネスモデルの限界があります。
5. 技術が体系的に学べない職場がある
整体師として伸びるには、身体の構造を理解し、症状に合わせて施術を組み立てる力が必要です。ところが「見て覚えろ」で放置されたり、研修制度が名ばかりだったりする職場も少なくありません。技術が積み上がらないと、収入もキャリアも頭打ちになり、「この先どうなるんだろう」という不安に直結します。
6. キャリアの階段が見えない
「3年後、5年後の自分が想像できない」——これは中途で辞めていく人がよく口にする理由です。役職や評価の基準が曖昧で、頑張っても次のステージが用意されていない。院長になれるのか、独立するしかないのか、道筋が見えないまま毎日が過ぎていく。
将来像を描けないことが、静かに人を辞めさせます。
7. 評価基準が不透明で人間関係がこじれやすい
限られた空間で少人数が働くため、人間関係の距離が近く、評価が主観的だと不公平感が生まれやすい環境です。「なぜあの人が評価されて自分はされないのか」が分からないまま働き続けるのは、大きなストレスになります。
8. 「無資格でもできる」ゆえに軽く見られやすい
整体師は国家資格が必須ではないため、参入のハードルが低く、専門職として軽く見られてしまう場面があります。同じ現場で働く柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師といった国家資格職(これらは平均年収約459万円という調査もあります)と比べ、待遇差を感じることもあるでしょう。
※出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」ほか
でも、その理由の大半は「働く場所」で消える

ここが、この記事で一番伝えたいところです。8つの理由を並べ替えると、
ほとんどが「整体師という職業の問題」ではなく「職場の設計の問題」だと分かります。同じ資格・同じ手技でも、環境が変われば景色は一変します。
| 「やめとけ」の理由 |
整体師の宿命か? |
環境で変えられること |
| 給料が上がらない |
いいえ |
基本給の設計・評価と連動した昇給の仕組みがあるか |
| 休めない |
いいえ |
年間休日の日数・シフトルールが明文化されているか |
| 身体を壊す |
いいえ |
回転数依存か、一人とじっくり向き合うモデルか |
| やりがいがない |
いいえ |
保険点数に縛られず、技術で価値を出せる仕組みか |
| 技術が学べない |
いいえ |
体系立った研修・教育に投資しているか |
| キャリアが見えない |
いいえ |
役職・独立・多店舗など次の道が示されているか |
| 評価が不透明 |
いいえ |
評価基準が全員に公開されているか |
| 軽く見られる |
半分は本人しだい |
専門性を磨ける環境か・国家資格取得を後押しするか |
つまり「整体師をやめる」前に検討すべきは、
「今の”職場”をやめて、環境を選び直す」という選択肢です。
「やめとけ」を回避できる職場の5つの条件

後悔しないために、
求人票のどこを見ればいいのか。整体師のよくある悩み(お金・休み・身体・人間関係・将来)に対応する5条件でチェックしてください。
- 【お金】基本給が明示され、評価と連動して昇給する仕組みがあるか
- 【休み】年間休日の日数が具体的に書かれ、選べる余地があるか
- 【身体・やりがい】回転数に追われず、一人の施術に時間をかけられるモデルか
- 【将来】研修制度が具体的で、役職や独立などキャリアの道が示されているか
- 【人間関係】評価基準がオープンで、誰が見ても納得できる仕組みか
この5つが揃っている職場は、正直そう多くありません。だからこそ、揃っている環境を知っておく価値があります。
面接や見学では、給与額だけでなく「何をすれば評価されるのか」「休日は実際に取れているのか」まで確認してください。条件の見え方より、運用の透明性が大切です。
CUREPRO(May-Plus)という選択肢|8つの理由が当てはまらない働き方

私たち
CUREPRO(株式会社May-Plus)は、東京・埼玉・千葉で整体院・整骨院を10院展開しています。先ほどの5条件を、そのまま自分たちの仕組みとして形にしてきました。「整体師はやめとけ」と言われる理由が、なぜここでは当てはまりにくいのか——お金・休み・身体・技術・評価・キャリアの順にお話しします。
お金:月平均給与42.7万円

当社スタッフの
月平均給与は42.7万円です。前述の業界の月給目安(32〜36万円)と比べても、しっかり手取りに変わる水準を用意しています。歩合頼みの不安定さではなく、評価と連動して積み上がる設計にしているのがポイントです。
休み:年間休日を”自分で選べる”

ライフスタイルは人それぞれ。だから当社は
年間休日選択制を導入し、しっかり働いて稼ぎたい人も、休みを大切にしたい人も、自分に合った働き方を選べるようにしています。「休めない」がやめる理由になる職場とは、ここが決定的に違います。詳しくは
福利厚生のページをご覧ください。
身体・やりがい:完全自費だから”回転数”ではなく一人と向き合う

CUREPROは
完全自費・保険請求なしのモデルです。保険点数に縛られないぶん、一人ひとりにきちんと時間をかけ、身体と丁寧に向き合えます。「数をこなす」働き方ではないので、施術者自身の身体的な消耗も抑えられ、何より
「良くなった」を実感してもらえるやりがいが返ってきます。
技術:慢性の不調からスポーツ障害まで、体系的に学べる

技術は口伝ではなく、
体系立った研修で身につけます。慢性的な不調から、なかなか良くならない難しい状態、スポーツで痛めた身体まで——幅広いケースに向き合える施術力を、段階的に習得できます。学びの環境づくりには研修施設への投資も含め本気で取り組んでいます。カリキュラムは
教育研修制度で確認できます。
※外傷性のもの(急性のケガ等)は有資格者が対応する領域のため、当社では扱っていません。
評価:評価制度をオープンにしている

「なぜあの人が評価されるのか分からない」——この不公平感をなくすため、当社は
評価制度を全スタッフに公開しています。何を満たせば次のステージに進めるのかが見えるので、努力がまっすぐ報われ、人間関係の余計なストレスも生まれにくくなります。
キャリア:10院・”卒業文化”で次の景色が見える

10院という規模と、独立・多店舗展開を後押しする「卒業文化」があるので、
3年後・5年後の自分を具体的に描けます。「キャリアが見えない」という整体師最大の不安に、環境そのもので答えを用意しています。面接の一次は代表が直接お会いし、あなたの目指したい姿を一緒に描きます。
整体師をやめたくなるのは、たいてい”人”ではなく”仕組み”のせいです。私はずっと、関わる人が「この仕事を選んでよかった」と思える環境をつくることに時間を使ってきました。もし今、辞めるかどうかで迷っているなら、その前に一度、環境を変える選択肢も考えてみてください。
— 株式会社May-Plus 代表取締役/柔道整復師 阿部 純治
「やめとけ」で終わらせる前に、環境を見に来ませんか

まずは仕事内容や条件を知るところから。エントリーは1分で完了します。
それでも「整体師はやめとけ」が当てはまる人・活躍できる人

正直にお伝えすると、環境が良くても向いていない人はいます。逆に、こういう人は整体師で大きく伸びます。
こういう人は、もう一度考えたほうがいいかも
- 人と話すこと・関わることが根本的に苦手で、変える気もない
- 楽して短期で稼ぎたい(技術職なので積み上げが前提です)
- 学び続けることに抵抗がある
こういう人は、整体師で活躍できる
- 「自分の手で人を元気にしたい」という気持ちがある
- 感謝の言葉がモチベーションになる
- コツコツ技術を磨き、キャリアを積み上げたい
- 柔道整復師・鍼灸師・理学療法士などの資格を活かしたい、または将来目指したい
ひとつでも当てはまるなら、辞める理由よりも、続けられる環境を探すほうが近道です。
求める人物像もあわせてご覧ください。
整体師として伸びる人は、最初から完璧な人ではありません。患者さんと向き合い、学び続ける姿勢を持てる人ほど、現場で信頼を積み上げていけます。
やめる前に知ってほしい、整体師の”やりがい”と将来性
需要はむしろ増えている
デスクワークやスマホの普及で、肩・腰・首の不調を抱える人は年々増えています。身体の不調に手技で向き合う整体師の役割は、これからも社会に必要とされ続けます。「将来性がない」どころか、丁寧に向き合える施術者はますます求められています。
手に職・独立という選択肢がある
整体師は、身につけた技術がそのまま自分の資産になる仕事です。経験を積めば独立や多店舗経営という道も開け、努力しだいで収入の天井を自分で外していけます。
「ありがとう」が直接返ってくる
長年の不調が軽くなり、目の前で表情が明るくなる。その「ありがとう」を直接受け取れるのは、この仕事の何にも代えがたい魅力です。人の人生のパフォーマンスを上げるお手伝いができる——ここにやりがいを感じられる人にとって、整体師は最高の職業になります。
後悔しないための職場選び|5つのチェックポイント
- 給与の中身を確認する:基本給はいくらか、何をすれば上がるのかが明確か。給料の見方はこちら。
- 休日制度を確認する:年間休日が数字で示され、働き方を選べるか。
- ビジネスモデルを見る:保険中心で回転数に追われるのか、自費で一人と向き合えるのか。
- 教育・キャリアを見る:研修が具体的で、次のステージが示されているか。研修制度を見る。
- 働く人の声を聞く:実際のスタッフがどう感じているか。働く人インタビューが参考になります。
よくある質問(FAQ)
整体師は本当に「やめとけ」なんですか?
職業そのものが悪いわけではありません。「やめとけ」と言われる理由の多くは、給与・休日・教育・評価の仕組みが整っていない職場に由来します。環境を選べば、やりがいを持って長く続けられる仕事です。
資格がなくても整体師になれますか?
整体師は国家資格が必須ではないため、資格がなくても始められます。ただし専門性を高めたい場合、柔道整復師・鍼灸師などの国家資格や、体系的な研修を受けられる環境を選ぶと、キャリアの幅が大きく広がります。
整体師の給料は本当に低いですか?
各種調査では正社員の平均年収は約400万円前後(月給32〜36万円ほど)で、全体平均よりやや低い傾向です。ただし、これは職場の給与設計しだいで大きく変わります。基本給と昇給の仕組みが整った環境なら、しっかり収入を伸ばせます。
未経験でも大丈夫ですか?
はい。大切なのは経験の有無より、学ぶ意欲と人と向き合う姿勢です。研修制度が整った職場を選べば、未経験からでも段階的に技術を身につけられます。
他院で働いていて辞めたい・戻りたいのですが?
「キャリアが見えない」「職場に不満がある」で一度離れた方も歓迎しています。過去の経験は必ず活きます。今の環境が合わなかっただけかもしれません。まずは条件を見比べてみてください。
CUREPROは保険診療をやらないのですか?
はい、完全自費・保険請求なしのモデルです。保険点数に縛られず、一人ひとりにしっかり時間をかけて向き合えるのが特徴です。回転数に追われる働き方が合わなかった方にこそ見てほしい環境です。
身体を痛めないか心配です。
立ち仕事で負担があるのは事実ですが、回転数に追われるモデルか、一人と向き合うモデルかで負担のかかり方は大きく変わります。自費でじっくり施術する環境は、施術者自身の身体にも比較的やさしい働き方です。
応募や見学だけでもできますか?
まとめ:「やめとけ」で終わらせず、”環境”を変えるという選択

「整体師はやめとけ」——たしかに、給料・休み・身体・キャリアといった厳しい現実はあります。でもそのほとんどは、整体師という職業の宿命ではなく、
働く環境が設計されていないことから生まれる問題でした。
だからこそ、辞める前に一度立ち止まってほしいのです。諦めるべきは「整体師」ではなく、あなたを消耗させている「今の環境」かもしれません。お金・休み・身体・人間関係・将来——この5つが整った場所を選び直せば、この仕事は「自分の手で人を元気にできる」最高の職業になります。
CUREPRO(May-Plus)は、その環境をずっと本気で磨いてきました。少しでも心が動いたなら、まずは知るところから始めてみてください。
整体師を”辞める”前に、続けられる環境を見てほしい
東京・埼玉・千葉で10院。あなたの「良くなった」を届けられる場所があります。
監修者
阿部 純治(あべ じゅんじ)
株式会社May-Plus 代表取締役/柔道整復師。東京・埼玉・千葉で自由診療の整体院・整骨院「CUREPRO」を10院展開。保険に頼らず、一人ひとりの身体に向き合う構造改善型のモデルを軸に、採用・育成・現場づくりに取り組む。「関わる人すべてを幸せの渦に巻き込む」を理念に、施術者が長く活躍できる環境づくりを続けている。